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ヒップホップアーティストVSレゲエアーティスト。モデル:夏実、あさのまお

MCバトルのヒップホップルールとレゲエルールの違いをわかりやすく解説

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こんにちは。

真・アドレナリンvs渋谷レゲエ祭などでヒップホップルールとレゲエルールが混在する大会が増えて個人的には楽しく思っています。

が、ルーツを知ればより楽しくなるんじゃないかと思って解説しようと思います。

知らんけど。

ルールの違い

ヒップホップアーティスト。モデル:夏実

本来なら、順を追っていくべきなんでしょうけど、まずはルールからですね。

じゃんけんで勝った方が先攻か後攻かを選ぶことができ、先攻はビートをヒップホップかレゲエかを選ぶことができます。
あんだけかっこよくて、ステージも豪華なのにいまだにじゃんけんなのがいい所です。

音楽性なのか、エンタメ性なのか、ディベート性なのか総合的になのか状況によりけりですが、最終的なジャッジはお客さんの手の数で決まります。

先攻はビートの選択権があったり、1ターン目で好きな方向性に持っていける反面、後攻最後のターンで言われっぱなしで終わってしまいます。

後攻は1ターン目から先攻を抑える必要があります。
方向性は決めてくれてるので「アンサーを返すだけでいいから後攻が有利」とも言われていますが、アンサー返すのがそもそもむずいです。

ヒップホップルール

8小説で1ターンとする場合が多いです。大体3ターンで終わります。

こちらの方が有名なのであまりいう事がないですが、レゲエと比べると韻(ライム)やディスが勝敗に与える影響が強いイメージです。

レゲエルール

1分間の2ターンが多いんですかね。まあ1分間は大体合ってると思います。

1分間って超長いのでヒップホップ勢はきついでしょうが、もう皆慣れきってる感はあります。

特徴としては、バンドを操る事ができます。
最近は、ヒップホップルールでもやる人が増えましたが、初期はレゲエ勢がやってました。
ワンドロップという一旦音を止めた後で、3拍目に大きい音を8小節分置いていくのが有名な手法です。

レゲエでは持ち歌を組み合わせて使う事が多いです。
自分の持ち歌を「弾」ということもあるほどです。

初期はヒップホップ勢はそこにツッコむ事がありましたが、最近はもうレゲエルールも浸透しているので少なくなりました。

バトルのルーツの違い

ヒップホップアーティストVSレゲエアーティスト。モデル:夏実、あさのまお

今度はバトルのルーツの違いです。
ルーツもカルチャーも重要な分野です。

ヒップホップ

ギャングの争いが起こっていたので、もっと平和にやりましょうとなり、ラップで勝負し始めたのが元です。

ストリートダンスのバトルも同じような理由で始まっています。

そもそもヒップホップって、ラップ・ブレイクダンス・DJ・グラフィティアートの4要素からなるので、どれもバトル的な要素がありますね。

ちなみに「ラップ」は韻を踏んでしゃべるように歌うという歌い方の一つであり、「ヒップホップ」は文化的な意味合いがあります。
音楽は「ヒップホップミュージック」とあえて言う方もいます。

「ヒップホップ=ラップ」ではありません。
ヒップホップじゃなくてもラップを聞く機会も増えましたね。

レゲエ

DeeJayクラッシュというのが本来のレゲエルールです。
今の日本で人気なのは、ヒップホップルールのMCバトルに合わせるためにアレンジされている部分が多いです。

DeeJayは「レゲエのビートでラップする人」という考え方でいいと思います。

いわゆる「DJ」は、クラブで音楽をかけるDJを「セレクター」といい、音源を作ったりする人をサウンドシステムなどと言います。

話を戻しますが、本来のDeeJayクラッシュは対戦カードはあらかじめ決まってます。

むしろ対戦カードの発表から勝負が始まってる感あります。
格闘技みたいな感じですかね。
そして勝敗はつかないまま終わるという特徴があります。

どゆこと?ってなるかもですが、対戦カードが発表されてから盛り上がり、場合によっては挑発し合ったりディス曲書いたりしていきます。

本番もあえて勝敗をつけないことでお客さんが「どっちが勝った」「あれヤバかった」とかあーだこーだ言えるという楽しみ方ができます。

現在の日本では、ヒップホップルールに寄せるにあたり、アレンジが加えられています。

音の違い

ヒップホップアーティストVSレゲエアーティスト。モデル:夏実、あさのまお

色々説明していくと話が広がりますね。

次は「音」です。

ヒップホップ

ヒップホップルールでかかる音源は、有名な曲から歌を抜いた音楽やDJが作った曲です。
有名な曲は「クラシック」と言われたりします。

挙げたらキリがないですが、バトルでよくかかる曲たちです。

私は覚えるというよりは「よく聞くなー」→「いい曲だなー」→「なんていう曲なんだろう」って感じで身につけていく事が多いです。

レゲエ

レゲエでの大きな特徴が2つ出てきます。

1つ目は裏打ちということ。
2拍目と4拍目に音が乗っかってきます。

2つ目はRiddim(リディム)です。
レゲエルールではメジャーすぎるものは避けられる傾向にあるようですが。

歌を乗せる前の音源のことで、レゲエではこれを使い回します。
今では少し厳しくなってそうですが、同じリディムで色々な人が曲を出します。

理由は、0から作るとコストがかかることと、同じリディムを使用することで色々な作用が起こるからです。

ビッグアーティストが初めて使ったリディムをまだ知名度の低い人が使ったり、別の人が全く違うノリ方をしたりすることで話題性が出てきます。

ちなみに、RAYの楽曲「JUMP UP」のリディム(レゲエリプソ)がfuma no KTR戦でたまたま使われて話題になりました。

個人的には、2000年過ぎぐらいに流行った「Diwali」というリディムが好きなのですが、「Gi mi di riddim(MINMI × RED SPIDER feat.ジャパニーズマゲニーズ)」で使われていてテンション上がりました。

発祥の違い

いよいよルーツに差し掛かります。

本気で説明したら鬼のような長さになるので端折ります。とりあえず言えるのは両方ともR&Bからの影響は大きいです。

ヒップホップ

1970年代にニューヨークのブロンクス地区が発祥とされています。
ブレイクダンスでもブロンクスステップというステップがあります。

そこから色々と派生していくわけです。

レゲエ

ジャマイカでR&Bだけでなく、スカ、ロックステディなどを経てレゲエに至ります。

アメリカ本土ではないということもあり、アメリカ文化に比べると聞き馴染みのない言葉が多いかも知れません。

理由としては、以下の2点です。

訛った英語(パトワ)を使うこと、ラスタファリズム(エチオピアの労働者階級で流行った宗教的思想)の言葉が使われていることが挙げられます。

上記の「Gi mi di riddim」も英語では「Give me the rhythm」です。
パトワで純粋な英語から変わっていて日本語への直訳が少し難しいです。

ラスタファリズムでは、「バビロン」「ザイオン」などの聞いたような聞いた事がないような単語が出てきます。
こちらはパトワではなくラスタファリズムで使われる言葉です。

まとめ

詳しい人からしたら浅い説明で、まだ聞き始めの人からしたら小難しい説明になってしまいました。

すんません。

でも音楽で文化になっているのは事実です。
楽しんで、興味があれば深く知りたいと思ってもらえたら光栄です。


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