
ご機嫌いかがでしょうか?
SEMなる言葉が流行りそうな匂いがしてきて「どないやねん」状態の方もいらっしゃると思います。
なんとなーく自分なりに考えてみたのでかるーく発表します。
参考になれば幸いです。
SEOとは?
そもそもここからですよね。
Search Engine Optimization
(検索エンジン最適化)
検索エンジン最適化の略です。
Google検索の上位表示を狙ってサイトへの流入数を増やす対策です。
どんなにいい文章を書いたとしても検索で見てくれる人がいなきゃ寂しいから必要なのですね。知らんけど。
従来のSEO

Google自体は「ユーザーファースト」、ユーザーにとって必要な情報を的確に届ける姿勢を貫いていますが、どんなに的確な情報を発信したとしてもある程度のテクニックが必要なのです。
最初にキーワードを考えて、そのワードでとにかく1位を狙うのが主な手法でした。
1位は難しかったら、子記事を量産してそれぞれと内部リンクを結ぶスタイルが主流だと思います。
2022年12月のアップデート|EEAT
意識の高い方は本質を理解していらっしゃったと思います。
Googleの判断指標となる「EAT」に従っていたはずです。
- E:専門性
- A:権威性
- T:信頼性
をきちんと確立してやっていたと思います。
しかし、2022年12月、Eが一個増えました。
ここでいう「E」は、経験のことです。
実体験ベースであったりするものも重視するようになりました。
口コミサイトが異様にパワーアップしてる感があります。
ただそれでも「信頼性を一番重視しますよ」と発表されています。
リスティング広告には負ける
リスティング広告(検索広告)を出されると確実に1位は取れない仕様になっています。
広告枠が1位となるためです。
リスティング広告
リスティング広告とは?
上記の通り、強制的に上位表示させます。
例えば、「Apple」で検索すると、

これが一番にきます。
りんごを調べようとした人はりんごはiPhoneを売ってる会社なんだと思ってしまいます。
左上に「スポンサー」と書いてあるのが広告です。
広告費用がかかる
広告で1位を取るのも無料ではなく、オークションのように枠が自動的に決定されます。
お金使ったのに全然入ってこないなんてことも起こりえます。
それは設定をミスってるか、課金が足りてないのです。
大企業が重課金しているので、激戦区のワードは1位から3位ぐらいまでと1ページ目の下から3枠は広告枠だったりします。
完全に青天井化しております。
SEMとは?

もう課金合戦も「キリがねえわ」となって現れたのが「SEM」です。
Search Engine Marketing
(検索エンジンマーケティング)
広告枠を取りすぎて、1万円の売り上げを出すのに2万使ったとかいうパターンを防ぎます。
「広告費用と自然流入のバランスによる利益の最大化」を狙いにいく主旨です。
自然流入とは、普通に検索して入ってくるユーザーのことです。
「1万円の売り上げを出すのに2,000円は広告、残りはSEO対策による自然流入で取りましょう」のような話です。
ちなみに架空の事例です。
こんな業種や会社があるのかは知りませんが、バランス大事よってことです。
シン・SEO|リッチリザルト

広告頼りっぱなしは費用かかりすぎ問題が起こります。
なのでSEOも大事というのがSEMでした。
ならSEO対策すればええやんとなるのですが、2023年1月についにヤツが来日しました。
2023年1月のアップデート
リッチ・リザルト自体は2018年ぐらいからありました。
「僕なんか 歌詞」とかで検索すると

これがトップにきます。
キーワード的に歌詞を知りたいんだろうなとサイトをクリックしなくても歌詞を表示してくれるような機能です。
バリエーションは少しずつ増えていき、
- 画像
- 動画
- レシピ
- マップ
- ショッピング
とかあります。今は多分20個ぐらいあったと思います。
それこそググれよという感じですが。
それになんと「ショート動画」が入りました。
以下、カレーを例にしていきます。
マップがトップの場合
「カレー」とかで検索するとマップがトップにきて近くのカレー屋さん情報が出てきます。
これにテキストだけで勝とうとすると「カレー 〇〇」のような狙い方をしなくてはなりません。
それぐらいなら、自分のカレー屋さんのGoogle MAP上の情報を強めた方がいいです。
俗に言うMEO対策です。
ECがトップの場合
「カレー スプーン」とかで検索すると調理道具を売るような一覧がトップにきます。
主に楽天、Amazonですけど。
やはりテキストだけで勝つのは無謀です。
画像がトップの場合
「カレー かわいい」とかで検索すると写真が一番にきます。

テキストだけでは無理ですが、画像めっちゃ盛り込んだら行けなくもない気もします。
動画がトップの場合
「カレー ヒカキン」で検索するとヒカキンの動画がトップにきます。

仮に本当にヒカキンさんがきてそのことをお知らせページとかに記載しても効果は微妙だと思われます。
ショート動画
と言いつつカレー周りでショート動画なかったんすけど。
新機能なのでトップにはあまりこないようですが、「きつねダンス」で検索するとトップに動画が来て、その下に概要があり、その下にショート動画が入ってきました。
テキストで狙おうとするともうすでに1ページ目は絶望的です。
そしてさらに絶望的なのが、クオリティを無視すればショート動画は簡単に量産できるということです。
もっと絶望的なのが、まだインスタリールが未実装ということです。
現状のショート動画の対象は、
- YouTube
- TikTok
のみです。
これにインスタ、ライン辺りが来たら大量に来ます。
他の人はこちらも質問・サジェスト狙い
テキストだけで上位表示が絶望的なのはお分かり頂けたかと思います。
じゃどこを狙うのかというと、「他の人はこちらも質問」とページ下のサジェストを狙います。
サジェストは「カレー 〇〇」の〇〇の部分ですね。
1ページ目下に一覧で何個か並んでます。
「他の人はこちらも質問」は関連する質問がアコーディオンになって表示されます。
その枠を取りに行くのです。
その枠なら逆にテキストじゃないと勝負できない部分ですね。
実は動画で検索結果1位取れちゃったんです
めちゃくちゃニッチですが、「きつねダンス メタバース」で1位を取ることに成功してました。
自分でも知らんかったけど。

見るならちゃんと最後まで見てくださいね!!
ショート動画を埋め込みまくったコンテンツはどう映るのかを検証してみます。
まとめ
テキストだけで上位表示は無理なんで1ページ目のリッチリザルトを狙いましょう。
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