
以前取り上げた「お絵描きばりぐっどくん」ですが、ChatGPTによりしれっとまた需要と認知度が高まってきています。
そこで、「より詳しく知りたい」「版権周りが気になる」という方も増えてきているでしょう。
今回は、よりニーズの高かったお絵描きばりぐっどくんについてもうちょい深堀りします。
なんかの役にたてば幸いです。
参考元:お絵描きばりぐっどくん
参考元:お絵描きばりぐっどくん – 利用規約
お絵描きばりぐっどくんとは
LINEでテキストを入力すると絵を描いてくれるAIです。
やり方は、「お絵描きばりぐっどくん」とお友達になり、メッセージを送るだけです。

今回はテストでやってみただけなのですが、もうちょい具体的に説明するとそれなりに応えてくれます。
遅い?
若干のタイムラグ(長くて1分ぐらい)はあり遅く感じるかもしれませんが、1から描くのに比べると余裕です。
仕組み
Stable DiffusionというツールをLINEに実装した形になります。
そもそものStable Diffusion自体の仕組みは知らんけど。
GPT-3という大規模言語モデルを採用しています。
要はでっけぇ言語モデルを使えるということです。
話題のChatGPTで有名になったやつですね。
こちらが提示したワード(プロンプトとか呪文とか言ったりします)に対して、なんか出力してくれます。
お絵描きばりぐっどくんの場合は画像出力ですね。
商用利用とアイコンについて
基本的にStable Diffusionと同じ規約なので、商用利用もできます。
ただし、お絵描きばりぐっどくん自体のアイコンの商用利用はダメです。
個人のSNSとかのアイコンに使用する分には問題ないです。
個人情報
LINE経由なので心配の方もいらっしゃるかもですが、普通のビジネスアカウントなのでまず抜けません。
わかるのはLINEの登録名ぐらいです。
禁止事項
一言で言うと有害コンテンツは禁止です。
- 人またはその環境、文化、宗教などを卑下、 非人間的、あるいは有害に表現すること
- 差別的な内容や有害な固定観念を意図的に助長・伝播させること
- 本人の承諾を得ずになりすますこと
- 見る可能性のある人の同意がない性的な内容
- 誤報・偽情報
- 暴力やグロ描写の表現
- 著作権またはライセンスに基づく素材をその使用条件に反して共有すること
- 著作権または使用許諾を受けた素材を改変し、 その使用条件に違反するコンテンツを共有すること
グロエロ差別などは禁止です。
まあそりゃそうですよね。
懸念事項
当社は、いつでも本アプリの内容を変更できるものとします。当社は、かかる変更を行った際は、公表するものとし、公表後に利用者が本アプリを利用した場合は、変更に同意したものとみなします。
引用元:お絵描きばりぐっどくん – 利用規約
当社は、本規約を変更できるものとします。本規約を変更する場合、当社はあらかじめ利用者に対し、本規約の変更内容及び効力発生時期を通知するものします。ただし、当該変更内容が利用者にとって不利益でない場合は、当社は、即時に本規約を改定し、事後的に公表する対応に変えることができるものとします。
要するに調子に乗ったら規約いつでもかえてやんよ。というスタンスです。
まあそれもそうですよね。
危険性
使う側での危険性
使う分には規約を守っていれば現状問題はないです。
しかし、GoogleのガイドラインがAIのせいでちょいちょい変わっているので、SEOとか気にするのであれば、AIが書いたと明記した方が良いでしょう。
一応ね。
デザイナー、クリエイター側からの危険性
Google、Pinterestとかは注意喚起を始めています。
しれっとAIが作ったものを売るという行為はいずれ弾かれる可能性が高いです。
が、油断は禁物です。
「AIとか使ってもこの絵は私にしか描けませんけど」的な自己ブランディングも必要かもです。
AIの弱点としては指と顔は鮮明に描くのが苦手なので、そこで差別化しておくのも一案です。
ちなみに私自身痛い目に遭いました。
料金
まさかの無料ですが、1日10枚の制限があります。
疲れるらしいです。まあ疲れたら休んだ方がいいですね。
2枚を超えるとAIピカソのインストール訴求がきます。
サブスクでリミット解除
月額550円、もしくは年額5,000円で枚数制限が解除されます。
逆に、こちらから画像を出して、それに対するプロンプトを提案してくれたりもします。
海の写真(ちゃんと自分で撮ったやつ)を出してみます。

実際の精度
呪いのカレー
巷で話題の「呪いのカレー」です。
思いのほかおいしそうですね。
スイッチヒッターのボクサー
これからスイッチヒッターのボクサーはこういうスタイルで戦わなければならないそうです。
日向坂46の今後の予想
怖い.…
ディズニーシーのアトラクション
うーん。
ギリギリアウトかなと思うような出来でした。
コツ

この逆ばりグッドくんでちらっと見えますが、かなり詳細に書くことが必要です。
同時に英語の出力も返ってきます。
ということはお絵描きばりグッドくんが中で翻訳してくれているという予想ができます。
試しに「海」だけで出力すると、こんなのができました。

どちらかというと「鳥」ですね。
コツとては、
- 詳細に書く
- 日本語の微妙なニュアンスを捨ててズバッと書く
の2点に重視します。
頑張ってつくってみる







詳細な顔のパーツを全て記述することで、AIが苦手な人物描写もある程度できました。
今回のアイキャッチ
Stable Diffusionに「お絵描きばりぐっどくん」を描くよう指定したらこんなのができました。
なのでこれが「本物のお絵描きばりぐっどくん」です!!
まとめ
- 遅い?→そんなもんやで!
- グロエロいける?→やめときや!
- 商用利用は?→ええねんええねん。
- でもお高いんでしょ?→無料でっせ!2枚描いたら疲れるけど。
- サブスクは月500円!
- 危険性は今の所ないけど注意は必要
- コツはとにかく的確に詳細を伝える!
これで大体皆様が気になるポイントはおさえきれたと思います。
ガチの商用利用のためのアプリははもうちょいAI待って頂ければ出てくるかもしれません。
ピンバック: 【スマホ1台でできる】気軽に使える画像AIアプリ2選! | 月収2兆円の収入をアフィリエイトで目指す雑記ブログ
ピンバック: 記事ランキング(個人調べ) | 月収2兆円の収入をアフィリエイトで目指す雑記ブログ
ピンバック: 【kindle】0円出版のススメ | 月収2兆円の収入をアフィリエイトで目指す雑記ブログ
ピンバック: お絵描き・いらすとばりぐっどくんで収益化できないか考える | 月収2兆円の収入をアフィリエイトで目指す雑記ブログ
ピンバック: ChatGPTにホラー小説を書かせてみた【呪いのカレー3】 | 月収2兆円の収入をアフィリエイトで目指す雑記ブログ
ピンバック: 架空のジュエリーブランドを設立してみた